コミュニケーション・自閉症 — 研究からわかっていること
目が合いにくい、ことばが遅い気がする、友だちとのやりとりが独特——コミュニケーションの育ちに関する心配は、親にとってとても重いものです。最初にお伝えしたいのは、判断を一人で抱え込まないでほしいということです。1歳半健診・3歳児健診、自治体の発達相談、かかりつけの小児科は、まさにこのための窓口です。早く相談すること自体が、子どもにとっても親にとっても支えになります。
そのうえで、研究が一貫して支持しているのは「応答的な関わり」の価値です。子どもが見ているものを一緒に見て、子どもの発信に反応を返す——この積み重ねが、ことばと社会性の土台になることは、自閉スペクトラムの特性がある子を対象にした研究でも示されています。特別な訓練というより、日常の遊びの中でできる関わりです。関連するカードと用語解説から、詳しい知見をご覧ください。
この悩みに近い論文解説
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子どもが見ているものに合わせて応える関わりが、言葉を育てます。
子どもが指さしたものに「○○だね」と言葉を添えてみましょう。
親が子の関心に応答的に関わると、自閉症の子の言葉が10年後まで伸び続けました。
友だち作りのコツは教えられます。親が裏方で支えると効果的です。
「誘い方・話の入り方」を家でロールプレイして練習してみましょう。
親が関わるプログラムで、思春期の自閉症の子の友だち作りスキルが向上しました(PEERS)。
「ちょっと変わってる」は、見方を変えれば才能の芽かもしれません。
苦手を直すより、その子の強い興味を伸ばす関わりを増やしましょう。
自閉スペクトラムの特性は程度の差で誰にでもあり、強みにもなりえます。
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「発達特性(ADHD・自閉症)」のほかの悩み
本ページは研究知見の一般的な紹介であり、診断や個別の助言に代わるものではありません。 お子さんの発達や健康について心配なことがある場合は、園・学校、かかりつけ医、 自治体の相談窓口にご相談ください。