食物新奇性恐怖
しょくもつしんきせいきょうふ ・ Food Neophobia ・ 最終更新 2026-06-11
見慣れない食べ物を警戒して避ける傾向。子どもに多く、ある程度は生まれつき。くり返し経験するなかでやわらいでいきます。

食物新奇性恐怖とは
食物新奇性恐怖(neophobia)とは、食べたことのない・見慣れない食べ物を警戒して口にしたがらない傾向のことです。とくに幼児期に強く表れ、好き嫌いや偏食の背景のひとつになっています。
これは「わがまま」ではなく、ある程度は生まれつきの傾向だと考えられています。叱って直すものではありません。
なぜあるのか
見慣れないものを警戒するのは、有害なものを口にしないための、いわば安全装置だと考えられています。動き回るようになる幼児期に強まるのは、進化的に理にかなった反応とも言われます。
やわらげ方は「くり返し出す」
ウォードルら(2003)は、嫌っていた野菜でも少しずつ味見をさせて出し続けると、好んで食べるようになっていくことを示しました。新しい食べ物を受け入れるには、ふつう8〜15回の経験が必要だとされています。
「一度拒否された=嫌い」と決めつけず、プレッシャーをかけずにまた食卓へ。経験を重ねることが、いちばんの近道です。
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参考にした研究
本記事は子育て世代向けの一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療・個別の専門的助言を 提供するものではありません。お子さんの発達・健康・心理に関する個別の判断が必要な場合は、 小児科医・心療内科医・臨床心理士・学校・自治体の相談窓口など、専門機関にご相談ください。
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