内発的動機づけ
ないはつてきどうきづけ ・ Intrinsic Motivation ・ 最終更新 2026-06-11
ごほうびや罰のためではなく、「やること自体が楽しい・やりたい」という内側からのやる気。長続きしやすく、創造性や学びの質を高めます。

内発的動機づけとは
内発的動機づけとは、外からのごほうびや罰のためではなく、「面白いから」「やってみたいから」といった、活動そのものへの興味から生まれるやる気のことです。デシとライアンの研究で深く調べられてきました。
これに対し、ごほうび・評価・罰など外からの理由で動くのが「外発的動機づけ」です。どちらも役立ちますが、内発的なやる気のほうが、粘り強さや学びの深さにつながりやすいとされています。
ごほうびが裏目に出ることも
デシら(1999)のメタ分析は、もともと楽しんでやっていたことに物のごほうびを足すと、かえって内発的なやる気が下がりやすいことを示しました(アンダーマイニング効果)。
「やらされている」という感覚が、「自分からやりたい」という気持ちを押しのけてしまうのです。
内発的なやる気を育てるには
自分で選べる場面をつくる(自律性)、できた実感を持てるようにする(有能感)、安心できる関係のなかで取り組む(関係性)——この3つが満たされると、内発的なやる気は自然に育ちます。
結果より過程に光を当て、すでに楽しんでいることにはごほうびを足しすぎない。それが、長く続くやる気を守ります。
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参考にした研究
本記事は子育て世代向けの一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療・個別の専門的助言を 提供するものではありません。お子さんの発達・健康・心理に関する個別の判断が必要な場合は、 小児科医・心療内科医・臨床心理士・学校・自治体の相談窓口など、専門機関にご相談ください。
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