自己決定理論
じこけっていりろん ・ Self-Determination Theory ・ 最終更新 2026-06-11
やる気の「質」を説明する理論。自律性・有能感・関係性という3つの欲求が満たされると、内側からのやる気と心の健康が育つとされます。

自己決定理論とは
自己決定理論は、心理学者のライアンとデシが体系化した、人のやる気と幸福に関する理論です。やる気を「量」ではなく「質」でとらえ、自分で選んでいる感覚を伴うやる気ほど、人を健やかに動かすと考えます。
3つの基本的欲求
① 自律性:自分で選び、決めている感覚。やらされるのではなく、自分ごととして取り組めること。
② 有能感:「やればできる」「少しずつ上達している」という手ごたえ。
③ 関係性:大切な人とつながり、受け入れられているという安心感。
この3つが満たされると内発的なやる気が育ち、逆に脅かされると意欲も心の安定も損なわれやすいとされます(Ryan & Deci, 2020 ほか)。
子育てへの活かし方
小さな選択を子どもに委ねる(自律性)、できたことに目を向ける(有能感)、安心できる関係を保つ(関係性)。指示や報酬で動かすより、この3つを支えるほうが、長続きするやる気につながります。
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参考にした研究
本記事は子育て世代向けの一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療・個別の専門的助言を 提供するものではありません。お子さんの発達・健康・心理に関する個別の判断が必要な場合は、 小児科医・心療内科医・臨床心理士・学校・自治体の相談窓口など、専門機関にご相談ください。
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